世界にたった一人の尊いあなたへ
あなたに寄り添う
心とファッションのつなぎ手
繭子 mayuko です。
今日は前回の続きをお伝えしますね。
前回の記事はコチラから♪
目次
さらにさらに
ショッピングの当日の出掛けにパートナーと大喧嘩をしてしまったNさま。
とにかく早く機嫌を直して欲しい!と思ったそうで、あの手この手でアプローチしたとのこと。
ここでまた私のセンサーが反応。
機嫌が直れば問題解決なのかな?うーん、なんとなくその場凌ぎな感じがして違和感を感じながら話を聞いていました。
どうしてもスルーできず、思い切って聞いてみる事にしました。
“もしかして子供の頃、良い子だった?反抗期ってあった?”
この言葉を聞いた瞬間、うるっとしたNさま。
“良い子、やってたなぁ。反抗期はなかったんだー”
よくよく伺うと、反抗できなかったというのが本当のところだったようです。
色々と大変な家庭環境だったとのことで、当時上のご兄弟2人はとても荒れていたとのこと。
そんな家庭が大変な状況の中、自分まで反抗したら、お母さんがもっと大変になる。
なるほど空気を読んでしまったのですね。
わざと悪い事をしても怒らずにNさまのことを心配してくれるような優しいお母さまだったそうで、そうするとかえって反抗し切れずにモヤモヤが残ったままになってしまっていたとのこと。
本当は思いっきり反抗したかった。
本当は思っていることを全部ぶちまけたかった。
そしてお母さんに思いっきり怒られたかった。
でもそんなことをしたらお母さんが大変になるし、家庭が殺伐とした雰囲気になってしまう。
当時のNさま、負担にならないようにと必死だったのでしょう。
想いが溢れました
そしてお父さまを嫌っていた上2人のご兄弟に合わせるように、自分もお父さまと距離を取るようにしていたんだそうです。
そうすることで家族の調和が保たれる、そう思ってのことだったのでしょうね。
私:でも本当はどうしたかったのかな!?
N:上の兄弟に関係なく自分はお父さんと仲良くしたかった。
私:うんうんそうだよね、たった一人のお父さんだもんね!?でもその時はそうすることが最善だと思ったんだね!?
ご本人と一緒にIC(インナーチャイルド)の声に寄り添いました。
お母さまに反抗できない状況に加えて、お父さまとは疎遠になっていて反抗どころではなかったとのこと。
もし自分だけお父さんと仲良くしたら、上2人との関係が悪くなてしまう。
そんな風になるくらいだったら、我慢しよう…。
全方位に気を使ってしまって、ご自身の感情どころではなかったのでしょうね…。
自分に蓋をして抑えてきた
お母さまへの思い、お父さまへの思い、兄弟への思いが複雑に絡み合いながら、Nさまの中にご自身を抑圧する、つまり自分の気持ちに蓋をするクセがついてしまった。
自分の気持ちよりも相手の気持ち、その場の雰囲気を優先するというようなクセ。
この日の喧嘩の時に、とにかく早く機嫌を直して欲しい、という言葉から、問題の本質に向き合うというよりは、どうにかやり過ごしたい、この状況を早く終わらせたい、なんとなくそういう意図を感じたんですよね。
このことがパートナーとの問題を繰り返し起こしてしまう原因の1つだと思いました。
喧嘩などの問題が起きたときに、その原因など本質の部分に向き合わずに、場の空気を整える事を優先する。
すると、何が原因か分からないままやり過ごしてしまうので、同じような事を繰り返してしまいますよね。
書いていて自分自身も耳が痛いっ!w
そしてなぜそうしてしまうか、は IC(インナーチャイルド) がかなり影響していると思います。
パートナーとの喧嘩で雰囲気が悪くなることと、当時の家庭環境がリンクする。
無意識のうちにそう感じて、早く収束させたいと思い、そのための行動をする。
反抗期に自分の気持ちよりもお家の雰囲気を優先するクセがついてしまった、というかそうするしかなかった。
それもこれもご家族への優しさ、愛があったからこそ。
なんか、切なくて私も一緒にうるうるしちゃいました。
私も思いが溢れて長くなってしまいます。
大切な気づき、感情の解放が起こったこの時から、新たなNさまの人生が始まります。
続きはまた次回に♪
まずはお気軽にお問い合わせ下さいね。お問い合わせはコチラから。
今日も自分を愛して素敵な1日を♪