メンタル 人生いろいろ

本当の自分で生きる

 

世界にたった一人の尊いあなたへ

 

あなたに寄り添う
心とファッションのつなぎ手
繭子 mayuko です。

 

今日はファッションとは関係なく、しかもかなり個人的なことを綴ります。

 

興味のない方はスルーして下さいね。

 

これは私が本当の私で生きようと思った時に始まったストーリーです。

 

かなり遡りますが、私は思春期に反抗期らしい反抗期がありませんでした。

 

女子学生の画像

 

当時、父親は大阪に単身赴任をしており、母はデパートで派遣社員として婦人服を扱う仕事をしていました。

 

家族と離れて暮らしていた父も、立ち仕事でいつも疲れていた母も、その頃の私の目にはとても大変そうに見えて、私が煩わせるようなことをしてはいけない、無意識のうちにそう思っていたのだと思います。

 

ただこの時発散できなかった思いというのは、私の中に確かにあって長い間持ち続けることになりました。

 

それが爆発したのが40代の頃。今から5〜6年前のことでした。

 

その頃私は、本当の自分で生きてみようと思い、「自分自身に向き合う」ということに真剣に取り組んでいたのですが、向き合えば向き合うほど、両親への想いが溢れ出してきました。

 

セラピーなども受けましたが、私はどうしてもその思いを直接両親に伝えたくなったんです。

 

不満、怒り、悲しみなど、今まで蓋をしてきたネガティブな感情でしたが、そのまま伝えてみることにしました。

 

あの時は実はこんな気持ちだった、あの態度は良くなかったと思う、など、最初は感情的に言ってしまうこともありましたが、その後は過去に言っちゃいけないと思っていたことや感情をまずはノートに書き出して、自分の中で整理してから冷静に伝えるようにしました。

 

両親にとっては、今更聞きたくないことだったかもしれません。

 

でも、いい歳になる娘の遅れてきた反抗期にちゃんと付き合ってくれました。

 

徐々に私の中で凝り固まっていたものが溶けていく感じがしました。

 

一つの思いが解消されるとまたモヤモヤする感情が出てきてまた解消する、そんなことの繰り返しでした。

 

でもこのプロセスはとても大切なのではないか、と思ったので、どんなことでも見逃さないようにしていました。

 

その中で、両親が生きてきた人生を理解することになり、結果として親子の絆はより深まったと思っています。

 

そしていつものようにように色々なことを話していたとき、父が私にこう言ったんです。

 

「あなたにとって私たちは理想の親じゃなかったかもしれないけれど、たくさんの愛情を注いで育てたつもりだし、一生懸命だったんだよ。本当に精一杯だった。親も人間だから。完璧にはできなかったかもしれないけれど。」

 

「私は感謝しているし、こうして話したから親の人生を理解できたよ。ただ私が感じていた本当の気持ちを伝えたかっただけだよ。」

 

咄嗟にこう言いましたが、この時のやりとりを思い出すと今でも涙が出ます。

 

あ、もう卒業だな、と自然に思えました。

 

何年もかけて向き合った両親との課題が私の中で終わりを迎えたのでしょう。

 

その時初めて形だけ、言葉だけの感謝ではなく、本当に心から感謝の気持ちが溢れました。

 

次に会った時にはちゃんと言葉にして感謝の気持ちを伝えようと思います。

 

私は本当にラッキーだったと思います。

 

両親が生きているうちにこのやりとりができたことは宝ですし、向き合ってくれた両親にも尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今日は個人的な日記のようになってしまいましたが、時々こんな風に人生いろいろをテーマに綴っていこうと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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今日も自分を愛して素敵な1日を♪

 

ハートの風船の画像

 

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