世界にたった一人の尊いあなたへ
あなたに寄り添う
心とファッションのつなぎ手
繭子 mayuko です。
ステイホーム時間を映画を観ることに費やすことが多くなったのですが、昨日はとても大切なテーマを扱った映画に出逢いました。
“アイ・フィール・プリティー ！ 人生最高のハプニング”という作品です。
ちょっと笑える、でも大切なテーマも盛り込まれていて、最後は心に響くメッセージで感動する。
今日はこの作品のテーマとともに感想を綴りたいと思います。
⚠️ネタバレな内容が含まれますのでご注意下さいませ。
目次
外見が良くなったことで得たもの
主人公のレネーは自分の外見にコンプレックスを抱えていて、自分に自信が持てない女の子。
美人になりたい、そうすればきっと私の人生は輝く、と信じて疑わないレネーは、一念発起して通い始めたジムでエアロバイクから転落して頭を強打して失神してしまいます。
そして目が覚めたとき、奇跡が起きていました。
なんと絶世の美女に変身していたのです。願いが叶いました！…と思いきや実は変身したように見えていたのはレネー本人にだけで、実はレネーの外見は何一つ変わっていなかったのです。
実際は何一つ変わっていないレネーですが、自分は絶世の美女になったと思い込んでいるので、その日から行動、言動、しぐさ、考え方がすっかり変わります。
そんなレネーの人生は輝き始め、次々に奇跡が起きるようになっていくのです。
どんな場面でも、自分に自信を持って前向きに振る舞う彼女は、周囲の人を次々に魅了し、会社では一目置かれ出世して、優しい彼氏までできてしまいます。
レネーの魅力が爆発的に輝き、誰もが彼女の虜になっていきます。
でもこのときのレネーの外見は自信が持てなかったときのまま。
前と違うのはレネー自身が自分に自信を持ち自己肯定感が高くなり、自己愛で満たされたということだけなんです。
前と外見は変わっていなくても、自分の外見にコンプレックスを持っていた頃とは一変し、自分は素晴らしいという思いがそレネーが持つ雰囲気となって放たれています。
人は自分で自分をどう思っているか、扱っているかによって、そのまま周囲の人にも同じように思われ扱われます。
そのことで人生が変わっていくこともある、それをわかりやすく描いてくれています。
真のHappyはどこからやってくる？
しかし魔法はいつまでも続きません。
幻想が解ける時が来て、レネーにも自分が前のままの自分として見える時がきます。
最初は絶望するレネーですが、見た目は何一つ変わっていなかったのに、周囲に一目置かれ出世をして彼氏もできた… そう、ありのままの自分が人生を輝かせ、奇跡を起こすことができた、ということに気づいたのです。
絶世の美女になったと思いこんでいたときのレネーも彼女そのもの。
周囲を虜にした魅力は元々彼女が持っていたものなんですよね。
自分はイケてないと思っていたので、その魅力を解き放つことができなかっただけ。
そして周囲の美女たちが必ずしも自信に満ち自己肯定感が高く自己愛に満たされているわけではなく、自分と同じように悩んでいることを知ります。
かつては外見が良ければ人生が輝く、全てうまくいく、と思っていたレネーですが、周囲の美女たちに決してそうではないということを教わります。
そして真の自信、自己肯定感、自己愛は外見だけで得られるものではない、私たちが本当の意味でHappyになるのには自分次第、と気付いたのでしょう。
そんな彼女は、クライマックスで女性たちに向けて感動的な言葉を送ります。
この時が本当の意味で、自信を持ち、自己肯定感が揺らぎのないものになり、ありのままの自分を愛せるようになった瞬間だったのではないでしょうか？
そんなレネーの言葉はたくさんの女性の魂に届いたことでしょう。
真のHappyはあなた次第。
良かったら観てみて下さいね。（ってかなりネタバレですがw)
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今日も自分を愛して素敵な１日を♪