世界でたった一人のあなたへ
あなたに寄り添う
心とファッションのつなぎ手
繭子mayukoです。
今日は環境問題について考えてみました。
目次
日本は世界から見ると過剰包装!?
ユニクロは、1年半ほど前にショッピングバッグを廃止しましたね。
その頃、ユニクロに行った時に”服のチカラ”という小冊子が置かれていました。
そこにはユニクロが今後取り組む環境問題のサステナビリティについて書かれていました。
※サステナビリティ=持続可能性
日本ではユニクロに限らず、丁寧さや細やかな配慮を感じる反面、少し過剰包装かな!?というお店が多々あります。
2年前にドイツとフランスを旅してみて、お買い物をしたときに、まずそれを感じたのですよね。
※フランスの八百屋さん↑ほとんどパッケージされていません。
スーパーではエコバッグが当たり前で、滞在中にレジ袋を目にすること自体、ほとんどありませんでした。
今は日本でもレジ袋が有料化して、エコバッグが定着してきましたよね。
ただ、当たり前のように袋に入れてくれるお店もまだまだ多く、もらった袋を保管するのに苦労している、なーんていうこともあるある!ではないでしょうか?
深刻な海洋汚染とユニクロの取り組み
この小冊子によると、世界の海には1億5000万トンのプラスチックゴミが溜まっている、と推測されているそうです。
その影響もあって、私たちは1ヶ月にクレジットカード1枚分のプラスティックを口にしている、という事実をご存知でしょうか?
海に流れたマイクロプラスティックを魚たちが食べて生体濃縮され、私たちの食卓に上がっていることや、生活環境にあふれるプラスティック製品の影響によるものなんですね。
ユニクロでは増え続けるプラスチックごみに、このままでは生物よりもプラスチックゴミの方が多い海になりかねない!と問題提起し、できることから取り組むことにしました。
・ショッピングバッグの廃止(エコバッグ持参を呼びかけ2019年10月からコットンのエコバッグ¥190で販売しています)
・プラスチックの商品パッケージの廃止
この他にも
・使い捨てハンガーはリサイクル使用や環境配慮素材への変更を目指している。
・シャツなどに使われているクリップは使用量の削減や代替品を研究中、ということです。
プラスティックへの取り組み以外にも
・責任ある原材料調達
・化学物質の管理
・仕上げ加工工程で水使用量を削減
・再生ポリエステル素材の使用
・水とエネルギー使用量の削減
・マイクロプラスティックへの取り組み
・店舗照明のLED化と太陽光パネルの設置
・環境に配慮した店舗、オフィスの開発
・物流効率の向上
・ RE.UNIQLO
・ファッション業界気候行動憲章に署名
と様々な視点での取り組みがなされています。
環境への意識を持続させるには!?
私自身は、環境問題を考える時に完璧を目指さない、というスタンスを取っています。
なぜかというと、今の日本で暮らしていくことを考えた時に、完璧であるためには相当の労力とコストがかかるからです。
そうすると生活することにストレスを多く抱えることになり、日常の中でせっかく環境に配慮した行動をしても長続きしないんですよね。
こうなってしまっては本末転倒で、せっかく芽生えた意識が無駄になってしまうので、できる範囲、無理なく続けられることを念頭に、前よりも一歩前進する、プラス1の意識で取り組むことにしています。
なのでユニクロの研究しながら、というスタンスはとても良いと思っています。
そして、毎日のことなので、楽しみながら、ということも大切にしたいと思っています。
地球のための行動の元を、怒りや悲しみその他ネガティブな感情にしたくないのです。
地球や未来に生きる人への愛を元に行動したいと思っています。
今や日本を代表するグローバルな企業になったユニクロ。
その取り組みが大きなムーヴメントとなって、各企業に広まっていって欲しい!この取り組みを応援したい!と心から思っています。
それが未来の地球環境を守るためのすぐにできる行動です🌏
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今日も自分を愛して素敵な1日を♪